30秒で分かる今回の結果
今回は、馬の能力だけでなく、レース展開そのものを予測に加える実験を行いました。
使ったのは、ペースの厳しさ、想定される位置取り、前の馬が崩れる可能性です。
2025年と2026年を時系列で分け、合計5,904件を評価しました。
結果は2025年が80%、2026年が73.5%、全体が77.3%。今回あらかじめ決めていた条件では採用見送りです。
なぜ展開を予測したのか
競馬では、同じ能力の馬でもレースの流れによって走りやすさが変わります。
そこで今回は、「どの馬が強いか」だけでなく、
- ペースが厳しくなりそうか
- 各馬がどの位置で走りそうか
- 前の馬が崩れる展開になりそうか
というレース全体の形を予測に加えました。
検証結果
評価件数は5,904件でした。
- 2025年:80%
- 2026年:73.5%
- 全体:77.3%
- 的中した割合:45.9%
この結果から、今回の方式は採用しません。
今回分かったこと
展開を考える発想そのものではなく、今回作った展開信号の組み合わせでは期待した水準に届かなかった、というのが今回の結論です。
結果を見てから条件を探し直したり、重みを調整したりはしていません。あらかじめ決めた条件のまま評価しています。
次に進む方向
次は、能力、順位関係、展開、コース、馬場など、性質の違う少数の専門モデルを組み合わせます。
1つのモデルですべてを説明するのではなく、それぞれの得意分野を合議させたときに成績が変わるかを検証します。