30秒でわかる今回の進捗
AIが計算したFair Oddsと、市場が示す価格のズレをEdgeとして判定できるようにしました。
これにより、「AIは市場より高く評価している」「市場より低く評価している」「ほぼ差がない」を同じ基準で分類できます。
何を変えたか
前工程では、市場オッズをImplied Probabilityへ変換し、比較可能な市場確率基準を作りました。
今回はその市場確率とAI側のFair Probabilityを比較し、Fair ProbabilityからFair Oddsを算出したうえで、両者の差をEdgeとして扱う仕組みを追加しました。
確認対象には、Fair ProbabilityからFair Oddsへの変換、Fair側と市場側の確率差、正方向・負方向のEdge分類が含まれます。
なぜ必要か
競馬AIで狙いたいのは、単に予測順位が高い馬ではなく、AIの評価に対して市場価格が割安になっている候補です。
そのためには、AI側の理論価格と市場側の価格を同じ基準で比較し、ズレの方向を再現可能な形で判定できる必要があります。
現在の状態
今回の確認では8件を判定し、未解決は0件でした。全8件がVERIFIEDです。
これで、後続工程から同じEdge判定を参照できる状態になりました。
次にやること
次は、このEdgeを条件別に分解し、市場Biasを検証します。
どの条件で市場の過大評価・過小評価が起こりやすいのかを調べ、単なる価格差ではなく、再現性のある市場の歪みが存在するかを確認します。
制約
この工程では収益性、回収率、予測精度の向上はまだ確認していません。
今回確認したのは、Fair Oddsと市場価格の乖離を分析・分類するための基準が成立していることです。