今回の変更を短くまとめると
競馬AIの勝敗ラベル作成で、取消・除外・競走中止・失格・同着などをすべて同じ「負け」にすると、学習対象の意味が崩れます。
今回、JRA平地を基本対象として、レースと出走馬を学習対象に含めてよいかを判定する共通ルールを実装しました。
取消・除外は非参加としてTargetから除外し、DNF・DQは出走済みの非勝者として保持。同着は単一勝者へ黙って変換せず、レース中止はTargetなし、延期は新しい開催時点で再評価します。未知状態はFail Closedです。
なぜ必要か
単純な「1着=1、それ以外=0」では、普通に負けた馬と、そもそも出走していない馬を区別できません。
また、同着や中止などの特殊結果を通常ケースへ無理に変換すると、後続の勝率定義やレース内確率の意味が不安定になります。
そのため、勝率モデルを作る前に対象母集団と特殊結果の扱いを固定しました。
固定したルール
- JRA平地を基本対象とする
- 取消・除外は非参加としてTargetから除外する
- DNF・DQは出走済みの非勝者として保持する
- 同着は特殊結果として保持し、単一勝者へ暗黙変換しない
- レース中止ではTargetを作らない
- 延期は元イベントでTargetを作らず、新しい開催時点で再評価する
- 未知状態は推測せずFail Closedにする
現在の状態
このルールは後続工程から再利用可能な実装として固定されています。
次の工程では、このEligibilityを前提に、単勝の「勝つ確率」とレース内確率の正式定義へ進みます。
制限
この工程は予測精度、回収率、収益の改善を主張するものではありません。
対象レース・対象馬・特殊結果の扱いを一貫させるための基盤ルールです。