30秒でわかる概要
今回なにをした?
主経路の予測・意思決定に使う情報の締切を、**レース前日23時(JST)**として正式に固定しました。
なぜ必要?
過去検証では、データベースに値が存在していても、その値が当時すでに利用可能だったとは限りません。後日補完や当日情報が混ざると、実運用では再現できないバックテストになる可能性があります。
何が変わった?
後続工程は「前日23時までに利用可能だったか」という共通基準で情報を判定できます。時刻や利用可能性を正しく判断できない場合は、都合よく通さずFail Closedで扱う方針です。
現在の状態
前日23時を主予測締切とする基準は正式化済みです。次工程では、過去時点での情報利用可能性と、事後補完によるリークを監査します。
なぜ時間境界が重要なのか
この競馬AIは、前日までに分かる情報から勝率を予測し、その確率からFair Oddsを作り、市場価格との差を検証する研究を進めています。
この研究を正しく評価するには、学習時・バックテスト時・実運用時で情報条件を揃える必要があります。
そのため今回、主経路の時間境界を **RACE_DAY_MINUS_1_23_00_JST** として固定しました。
後続工程で確認できること
今後は同じ基準を使って、
- 特徴量が前日23時までに利用可能だったか
- 後日補完された値ではないか
- レース当日の情報が主経路に混ざっていないか
- 過去検証と実運用で同じ条件を再現できるか
を確認できます。
検証結果
Task Evidenceでは、以下の工程GateがPASSしています。
- approved_one_paste_gate:PASS
- validation_commands:PASS
- fixed_commit:PASS
- final_working_tree_clean:PASS
工程目的である「D-1 23:00 JSTを主予測締切として認証し、Fail Closedの時間意味論を定義する」ための基準が、後続工程から参照できる状態になりました。
制約
この工程は、モデルの予測精度や収益性が向上したことを示すものではありません。
Evidenceに記録されていない性能・収益・精度については主張しません。
次工程
次は、**過去時点で本当に利用可能だった情報と、後から補完された情報を区別できるか**を監査します。
過去データを増やすほど、単純なデータ量よりも「その時点で使えた情報かどうか」が重要になります。
関連リンク
競馬AI計画 全体ロードマップ: https://keiba-ai-plan.pages.dev/roadmap/