30秒でわかる概要
今回なにをした?
新しい競馬AIについて、Raw FactsからCanonical化、特徴量、学習、モデルArtifact、PRE15推論、市場比較、結果評価、改善・再学習までを一つの正本Architectureとして接続しました。
確認対象は8項目で、8項目すべてを確認。未解決は0件です。
なぜ必要?
予測モデルだけ存在しても、どのデータをいつ使い、どのモデルで判断し、結果をどう評価したのかが追えなければ、実運用の再現性を確保できません。
今回、予測前・予測時・予測後を一つのLifecycleとして固定しました。
何が変わった?
これまで個別に扱われていたデータ、特徴量、学習、レース当日推論、市場比較、結果検証、再学習を一本の流れとして参照できる設計になりました。
特に、PRE15より後の情報やレース結果を予測側へ入れない境界を明示しています。
現在の状態
Architectureの確認対象8件はすべて確認済みで、未解決は0件です。Task SubstanceのStatus、Coverage、Unresolved、Evidence ReferencesもPASSしています。
確定したLifecycle
正本Architectureは次の流れです。
1. 信頼できるRaw FactsをCanonical化 2. 判断時点で利用可能なCanonical Inputから決定的・Versioned Featureを生成 3. Point-in-Time Training Datasetと設定からモデルを学習 4. モデルを登録済みImmutable Artifactとして管理 5. PRE15時点でRace-Day Inference 6. Prediction ProbabilityとPRE15 Market Evidenceを比較し、Decision Evidenceを固定 7. レース後にConfirmed Resultを結合して評価 8. EvaluationからImprovement Candidateを作り、Evidence-backed Authorizationを経てRetraining
PRE15境界
Race-Day InferenceはPRE15に固定します。
Post-Event Resultや判断後の情報は予測入力として使用しません。Confirmed Resultは評価工程にのみ入り、ImmutableなPre-Event Decisionと結合されます。
これにより、未来情報の混入をArchitecture上で防止します。
Canonical Databaseとの接続
前工程で決めた最小Canonical Scopeも今回のLifecycleへ統合しました。
予測前のCanonical中心項目は、
race_identityrunner_identitypre15_odds
です。
result_finish_position はPost-Event Canonicalとして扱い、派生値は再計算可能なものとして分離します。
Model ArtifactとRetraining
Point-in-Time Training DataとConfig Identityから生成したモデルは、登録済みのImmutable Model Artifactとして扱います。
評価結果は直接モデルを書き換えません。まずImprovement Candidateを作成し、再学習には明示的なEvidence-backed Authorizationを要求します。新しいモデルは新しいArtifact Versionとして扱います。
Evidence
確認した8項目は以下です。
- RAW_TO_CANONICAL_BOUNDARY
- DETERMINISTIC_VERSIONED_FEATURES
- TRAINING_DATASET_AND_MODEL_ARTIFACT
- RACE_DAY_PRE15_INFERENCE
- MARKET_COMPARISON_AND_DECISION_RECORD
- CONFIRMED_RESULT_AND_EVALUATION
- IMPROVEMENT_AND_RETRAINING
- RF_DEV_113_CANONICAL_SCOPE_INTEGRATION
確認結果:
- 確認対象:8件
- 確認済み:8件
- 未解決:0件
- task_substance_status:PASS
- task_substance_coverage:PASS
- task_substance_unresolved:PASS
- task_substance_evidence_refs:PASS
この成果が意味すること
今回確定したのは、予測精度そのものではなく、新しい競馬AIが今後どのルートで作られ、レース当日に動き、結果を検証し、改善されるのかという正本Architectureです。
後続工程は、このLifecycleを共通基準として実装を進められます。
制限
この工程のEvidenceに存在しない性能・収益・精度は主張しません。
また、Architectureの確定は、すべての後続コンポーネントの本実装完了を意味しません。
次工程
次は、このArchitectureを実際のシステムへ落とすため、Phase 13以降の本開発ロードマップを確定します。
関連リンク
競馬AI計画 全体ロードマップ: https://keiba-ai-plan.pages.dev/roadmap/