状態:完了
今回の具体的成果
- モデル確率とPRE15市場価格を同一意思決定時点で比較する契約を定義した
- 単勝の固定オッズと複勝のレンジオッズについて期待収益率と市場相対Edgeの算出方法を定義した
- 閾値・校正・時刻証跡が不足する場合は買い候補にせずHOLDまたはABSTAINとするfail-closedルールを定義した
変更前 / 変更後
**変更前**:RF011で各出走馬の勝率・複勝圏内確率などの予測出力を定義し、RF010でPRE15市場価格の表現方法を定義したが、両者をどう比較して期待値・市場相対Edge・見送り判断へ接続するかは未定義だった。
**変更後**:モデル確率と同一意思決定時点のPRE15市場価格を比較し、単勝の固定オッズと複勝のレンジオッズについて期待収益率と市場相対Edgeを算出できる契約を定義した。根拠のない閾値は作らず、条件不足時はHOLDまたはABSTAINとする。
実装された機能・防止策
### できるようになったこと
- モデル確率とオッズから期待収益率を比較できる
- モデル確率と市場の生の暗黙率との差を比較できる
- 複勝レンジオッズでは下限側を使って保守的に判断する
### 防げるようになったこと
- 根拠のない数値閾値を勝手に作って買い判断することを防ぐ
- 意思決定後に得たオッズをPRE15判断へ逆流させることを防ぐ
- 未校正のモデル確率やオッズ逆数を公正確率と断定することを防ぐ
検証結果
- **RF012 Contract Validation**:
PASS— 市場比較・期待値・Edge・HOLD/ABSTAIN境界を検証 - **Targeted Tests**:
6 PASS— RF012専用回帰テストを通過
検証段階
IMPLEMENTATION_COMPLETE_VALIDATED
未達・対象外
- 数値の買い閾値そのものはRF012で恣意的に設定していない
- 資金配分・賭け金サイズはRF013以降の責務
- 実資金購入は許可していない
- モデル確率の校正実装はRF020の責務
次工程
RF_DEV_013_PORTFOLIO_AND_CAPITAL_RISK_BOUNDARY_V1へ接続し、価値候補を資金配分・ポートフォリオリスクの境界へ渡す。
この記録は、その時点で確認できたEvidenceに基づく開発結果です。